暴行事件被害者として、寝屋川事件で思ったこと

事件からしばし経っても未だに不可解な寝屋川事件。
被害者のご冥福をお祈り申し上げます。

まずタイトルについて知らない人が99.9%だと思うので説明しておきますね。

ある学校帰りの18時ぐらいだった。生徒会をやっていたので遅くなった。

日が沈むのが早くその時期は真っ暗で、
田舎なので街灯もまばら。

いつも通り帰って、いつも通り夕食を食べるはずだった。

家の門を開き、振り返って門を閉めようとしたその時、

目の前に薄ら笑いを浮かべた知らない男がこちらへ手を伸ばしていた。

私は即座に玄関までの2メートルほどの距離をダッシュしてドアノブに手をかけた。

それとぼぼ同時に口を塞がれ、
羽交い締めにされて後ろへ持っていかれそうになった。

「痛い!」

私はとっさに叫んだが口を塞がれているのでほとんど声になっていなかったと思う。

片手で掴んだドアノブだけが命綱だった。

物音に気付いて母親が駆けつけてくれて、
犯人は逃げた。

なにせ大の男相手、あと数秒遅かったらドアから引き離されていたかもしれない。

警察を呼んだら10人くらいは来て、現場検証が始まった。

私と母親は被害届を書くために警察署へ。

ここからが本題なんだけど、
警察の対応が呑気なこと。
ベテランは「何?事件?この辺じゃ珍しいね」という反応。

聴取含めて事務作業が終わったのが夜の11時。

翌日には自宅のポストに
「パトロールしましたが、異常ありませんでした。」の紙一枚。

パトロールの報告はその一回のみ。

で、近くでまた中学生の女の子が襲われる事件が発生。

犯人は見つからないまま時効になった。

最近のパトロールも明るい時間ばかり。
それって意味あるのかな?

寝屋川事件でも出歩かせてる親が悪いとか、
周りの大人の対応が~とか言われてるけど、
暗いとこウロウロしてる怪しいやつをなんとかできないのかな?

パトロールして抑止するとかできないんですかね?

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